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2014年10月

2014年10月31日 (金)

けいも知らなかった!

毎月のお誕生日会に、日本の昔話をお話に行っている幼稚園で、昨月に続き今月もみんなの良く知っている「花咲かじいさん」を語ってきました。

皆がよく知っていると言っても、実はけいも本当の所知っているつもりで知らなかった。

知っていると言えば、クライマックスの所と、ダイジェストだけ。

”おざわ としお”さん再話でのお話なのですが、”むかしむかし、正直者のおじいさんとおばあさんが居ました。ある日おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは、川へ洗濯に行きました。おばあさんが川で洗濯をしていると、小さな香箱が流れてきました”でお話が始まります。

それを聞いた子ども達は、「それ、桃太郎やん」

そうです、昔はみんなおじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行くのです。

香箱の中に入っていた小さな子犬を子どもとして、大事に大事に育てます。

子犬が「ここほれ わんわん」と言った場所を掘ってみると大判小判がざっくざっく!

欲張り爺さんが掘ると、ガラクタばかりが出てきて、子犬は欲張り爺さんに殺され、埋められます。

欲張り爺さんはその上に松の木を植えます。正直爺さんが、拝んでいると、飛んできた美しい小鳥に、その松の木で臼を作るように言われ、臼を作ります。それでお米をつくと、又大判小判がざらん、ざらんと出てきます。

又欲張り爺さんがつくと、糞ばかりが出てきて、臼を叩き割られ燃やされます。せめて肥やしにでもと、正直爺さんが畑に灰をまくと、畑の枯れ木に花が咲いたので、その灰を持って桜の枯れ木に登っていると、丁度殿様の行列が通りかかり、枯れ木に桜の花を満々と咲かせ、褒美を頂く。

勿論、欲張り爺さんは灰を撒いても花も咲かず、灰が殿様や家来の目に入り、お供の侍に散々に切り付けられて血だらけになってしまいます。

この出来事には、全て欲張りばあさんが関わっていて、大判小判を目にするのも犬を無理やり連れて帰るのも、臼を奪ってくるのもおばあさんです。

けれどこのお話、最後の部分が子ども達には少し解りずらかったようです。

最後の語りです。

”ばあさんは、屋根の上でlしゃもじで尻を叩きながら、ほうぴをいっぱい貰って帰って来るのを今か今かとまっていました。するとじいさんが血だらけになって帰って来ました。後ろから大きな犬が付いてきます。欲張りばあさんは、遠くからそれを見て、「爺さんが真っ赤な着物を着せてもろおて、おまけにあんなに大きな馬までもろおてきた」と言って手をたたいて喜びました。”おしまい。

この、”ばあさんが遠くから見て「じいさんが 真っ赤な着物を、、、、」”のお話の結末が、3,4,5、歳の子ども達には、もう少し言葉を足して話さなければ解りにくいようでした。

お話を語るとき、時々大事な部分が、小さな子ども達に解りづらい文に、出会うことが有ります。

それも何度か子ども達の前で語って見て、”あれっ”って気が付くのです。

この最後、もう少し考えなくっちゃあ!

でも、こうして覚えなおして初めて「はなさかじいさん」のお話を知った気がする。

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2014年10月28日 (火)

民話絵本を読み語り

橿原の民話、伝説絵本を企画、配布された”ライオンズ クラブ”の方とご一緒に、地域の幼稚園の50周年式典での、読み語りにお伺いしてきました。

会場の舞台を見ると、大和三山が幻想的に浮かび上がっている緞帳が、係っていました。

茜色の中に描かれている大和三山、まるで伝説のように天上に香久山があるかのように見えます。

子ども達に、緞帳を指さして、「ほら、あの大和三山の一つ、右端に描かれてる香久山に伝わるお話です」

難しいお話も、ちょっと身近に感じて貰えたかな?

絵本を超大型絵本にして頂き、広い会場での読み語り。

紙芝居に近いかな?

難しいおはなしに、みんな静かに集中してくれました。

聞いてくださった大人の方から、「感動しました」と言葉を掛けて頂けました。

つたない文章のお話で、不安がいっぱいでしたが、「天岩戸と七本竹」は知らないお話で、とっても良かったと、言って下さる方が多く、今頃やっと、絵本が出来た喜びを感じています。

お引き受けして良かった♪なあって!

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2014年10月27日 (月)

奈良市南福祉センター ぽっぽ

奈良市にある、子育てセンター”ぽっぽ”さんへの上演配達です。

今日は、0歳から3歳までのおちびちゃんへの上演です。

集まってくださったのは、20組ほどの親子。

最近は、土日だとパパ、ママと来られる親子さんが多くなりました。

パパもしっかりと子育てに参加されています。

2,3、歳の大きな子が多かったので、とっても盛り上げて貰えました。

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今日は、40名ほどの少ない人数なので、こじんまりとマイクを使わずに、子ども達の間を回ったり、一人一人に声を掛けながらの上演です。

指人形達がお出迎え。


Dcim0157「ととけっこう よがあけた」

「パタパタ」

「いないいない ばあ」 パネルシアター
”いないいないばあ”の絵本は、数多く出版されています。

この”いないいないばあ”は、リンゴの中から、青虫が顔だしたり、雲の間からおひさまが「ばあ!」と顔を出したり、最後がお母さんが「いないいない ばあ!」

この最後のお母さん、いないいないをするとき、指の間からそぉっと、子どもの表情を見ているんです。

この場面が大好きです。

「いない いない」と言いながら、前の子どもがどんな表情をしているのか?気になりますよね。
Dcim0158その時の子どもの表情って、最高に可愛い!ですものね。

指の間から、盗み見ているお母さんの気持ちが、びしびしと伝わってきます。

大好きな一冊です。

だって、「ばあ!!!」ってした時の子どもの表情、最高ですよね。

お母さんの、そして、子どもの幸せなひと時だものね。

「いちじく にんじん さんしょに しいたけ」

「にんじん だいこん ごぼうさん」

「きしゃぽっぽー」

「はらぺこ あおむし」

「おつきさま こんばんは」

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2014年10月21日 (火)

朝の読み語りで

毎週お伺いしている地域の小学校の”朝の読み語り”で、「天岩戸と七本竹」を6年生に、「北林のたぬき」を1年生に読んできました。

幼稚園児のいるご家庭に配布済みだったので、1年生では半数程の子ども達が「それ家にある」と言ってくれました。

「もう読んだよ」と言う子も沢山いて、とっても嬉しい♪

「この本ね、私がお話を作ったのよ」と言ったら「ふうぅん、すごい!」と言って貰えてマタマタ嬉しいぃ!

6年生は、古事記に出てくるお話が、自分たちの土地にも伝説で残っていると知って、表情が少し変わりました。

一寸、得意?ちょっと、身近?になった?

どちらも子ども達には喜んで聞いてもらえて、ホッ。

後の学年にも順番に読んでいこうっと。

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2014年10月19日 (日)

奈良市西福祉センタ-で上演

奈良市西福祉センターの子育てスポットすくすく広場での、「ハローウィン ブラックライト パネル」の上演にお伺いしてきました。

会場は、0歳から3歳さんまでの親子、家族と、近くの幼稚園の三歳児さん40名、計120名ほどの方達で大賑やかです。

Img_2469 わらべ歌「ととけけっこう よがあけた」の箱人形から始まりです。

絵本案内人 けい 別名 魔法使い けい。

パタパタの不思議な自己紹介の不思議な動きに、会場からは「わぁあぁ!」の声。

この声で、スイッチがMAX ONに!

さあ!始まり、始まり。

Img_2473「ととけっこ よがあけた」

「パタパタ」

「いないいないばあ」パネルシアター二種

「汽車 ぽっぽー」パネルシアター

「だいこん にんじん ごぼう さん」エプロンシアター

「いちじく にんじん 」わらべうた

「おつきさまこんばんわ」ブラックライトパネル

Img_2476「あれはいったいなにものだ」ブラックライトパネル

「はらぺこあおむし」ブラックライトパネル

一時間もの長い間のおはなし、はらぺこ青虫のブラックパネルまでの間、みんな本当に良く聞いて愉しんでくれました。

大人でも一時間の集中は、しんどいもの。

皆の笑顔に時間をあまり気にせずに、演じられました。

ありがとう!!

保育園の三歳児組さんが、けいを盛り上げてくれました♪

最後のブラックライトに浮かび上がった蝶々は、本当に綺麗でしたよ。

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2014年10月16日 (木)

早秋の御たらい渓

まだ少し紅葉には、早すぎたよう。             
Img_2463_2    静かな渓谷

奈良県天川村にある、みたらい渓谷












Img_2466       幾つもの滝が、流れ落ちている。

聞こえるのは、「ゴーゴー」と言う滝の落ちる音だけ。












Img_2467 豪快に流れ落ちる滝の直ぐそばを、遊歩道が巡っていて、とても歩きやすい。













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小雨の降る中、滑る足元に気を付けて進む。















Img_2468  足元に気をつけすぎて、出っ張っている岩に思いっきり頭をぶつけてしまった。

それも、かなり手前から赤の旗がずらっと下がっていて、大きな字で”頭に注意”と並んでいるのに。

それでも、ぶつける人っているよね、きっと。

足元と言うより、横の滝に気を取られて、上も下も注意不足になってしまう。 

一度、大雨の後に来たことがあったけれど、その時の迫力と言えば凄かった!

   

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2014年10月13日 (月)

天の岩戸と七本竹

二冊目は、天の香久山に伝わる神話「天の岩戸」と[七本竹]のお話を通しておばあちゃんとさえちゃんの、心の交流を描いた創作絵本です。

 
日本のあちこちに、「天の岩戸」伝説が残っています。

橿原市の岩戸伝説は、有名ではありませんが、天上にあったとされる”天の香久山”には今も岩戸が残されています。

Dcim0153_3 ”さえ”ちゃんは、香久山にあるおばあちゃんの家に良く遊びに行きます。

幼稚園の遠足で大好きな、香久山に登ることになりました。

先生が、「香久山は昔、天上にあって、神様が住んでいたのよ」と教えてくれます。

さえちゃんは、「天上って?」「神様が住んでいたって?」「どうしてその山が、ここにあるの?」不思議で仕方がありません。

そんな不思議を、おばあちゃんに尋ねると、おばあちゃんは、香久山に残っている神話を話して聞かせてくれるのです。
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ここから、「天岩戸」のお話が始まります。

神様たちは、天の香久山から取ってきた”うわみずざくら”の木の皮でオスの鹿の骨を焼き、占いをし、榊を香久山から掘り出してきて、鏡や勾玉で飾るとされています。


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「アメノウズメ」が舞を舞う時に持っている笹竹も、香久山から取ってきた物とされています。





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香久山の麓には、”七本竹”と言う伝説も残っていて、毎年7本生えて7本枯れ、この竹に触るとお腹が痛くなると言われています。

この枯れた竹をお守りにするといいんだそうです。


もっと昔は、13本あって、7本になったのは、伊勢神宮に献上し移植されたからと言う文獻も有ります。


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さえは、おばあちゃんのおはなしをきくのが、だいすきです。
「あと いつつねたら えんそくなんだよ」
さえは ゆびおりかぞえながら いいました。

おばあちゃんのめには ちいさかったころ よく おはなしをしてくた
おばあちゃんの やさしい えがおが うかんでいました。


香久山は、天の香久山とも言い、「伊予国風土記逸文」と言う本に、天から天下った山だと書かれてあります。

「天の香久山神社」の境内には、ハハカの木(うわみずざくら)もあります。

このお話は、幼い子には難しいけれど、お母さんに読んでもらい、又いつか大きくなって目にしてもらえると良いなあと想いながら、あえて取り上げてみた伝説です。

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2014年10月12日 (日)

子ども達に届けられました。

一年前から手掛けていた、橿原に伝わる民話絵本二冊が出来上がり、市内の3歳から6歳までの子ども達のいるご家庭4000所帯と、幼稚園小学校、保育所に、届けられました。

この絵本2冊は、テレビで、民話を再話し紙芝居や、パネル等にして語っていた時の、集大成になりました。

こんな機会を下さった方々に、感謝です。

皆の手に届いた今は、絵本への評価はどんなんなんだろうと、とっても気になり不安なところです。
1年間何度も何度も出来るだけの推考を重ね、絵の担当の方とも、想いや情景を共有して頂けるよう、何度も話し合いを持ち、皆さんと協力して出来上がった作品です。

Dcim0149「きたばやしのたぬき」は、市内の真菅{曽我}と言う地域に伝わる民話で、今も「北林」さんと言うお宅が有ります。

このお話は、奈良の民話として、出版されていて、創作ではなく絵本としての編集になります。

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さて、あらすじです。




北林と言うお屋敷に初孫が生まれ、だんなさんは、お祝いに小豆飯を炊き近所に配るのですが、沢山炊きすぎて余ってしまいます。
余った小豆飯の入った釜を、台所に置いたまま家の者は眠るのですが、夜中、物音でだんなさんは、目を覚まします。
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泥棒かと思った旦那さんが、そっと台所を覗いてみると、二匹の親たぬきが、ぎょうさんの子ども達に小豆飯を食べさせているのです。
旦那さんは、たぬきたちがお腹を空かせてやってくるのだと察し、あくる日から毎日、家の者に頼んで、タヌキの好きなごちそうをいっぱい台所に置いておくようにします。
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そんなある日、北林家に泥棒が入り、家の者たちを脅すのですが、何処からか現れた仁王さんほどもある大きなお相撲さんに助けられます。
その夜、たぬきが「みなさん、ご無事でよかった、これでやっとご恩返しが出来ました」とお礼を言いに旦那さんの枕元に現れます。

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それからと言うもの、北林の屋敷では、ますますタヌキたちを大切にしたということです。
どの地域にも、たぬきやきつねの出てくる民話は、多く伝わっていますね。


このお話の「曽我」の地域には、大化の改新で殺された”蘇我入鹿の首が飛来した”と言われている場所もあるんですよ。
 

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2014年10月 3日 (金)

可愛い小鳥が

庭から賑やかに小鳥の声が、聞こえて来た。

何の鳥の声だか解らない。

それにしても大きな声が、窓から聞こえてくる。

聞こえて来るのは、どうもお隣に向いている東の窓からだ。

大急ぎでカメラを持って、庭に出て足音を忍ばせそぉっと、そぉっと、探してみた。

いたいた!!

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小さな小さな鳥が、二羽。

仲良くお喋りをしている。

高い高い声で。

ご夫婦かな?

友達かな?

恋人かな?

とっても仲がいい。

暫く息をひそめて、仲のいいところをみさせていただいた。

暫くここで遊んだ後、一羽が飛び去るともう一羽もその後を追いかけて飛んで行った。

今も、二羽の甲高い大きな鳴き声が聞こえて来る、どこかのお庭の木の上で仲良くお話しているんでしょうね。

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2014年10月 2日 (木)

知ってた?

こんな、笑える話を聞きました。

「おおきなかぶ」のお話って知ってますか?

大きく育ったカブが、抜けなくて、おじいさん、おばあさん、まご、、、、と順番に呼んできて引っ張っても”なかなか抜けません”と言うロシアの民話です。

「どうしてかぶは、なかなか抜けなかったか知ってる?」

「大きすぎたから?」

「ううーん、わからへんわ、どうして?」

「それはね、おじいさんがかぶを引っ張るときにかぶに足をかけて、踏ん張ってるからなんだって」

大笑いしちゃいました。

そういえば、大きなかぶを引っ張っている所の絵、おじいさんがしっかりとかぶを足で上から押さえ付けてるもんね。

これって、大阪の突込みやね。

かぶは、なかなか抜けません。

なんでやねん。

おじいさんが足で押さえつけてるやん!!

おかしくって、「ほんまやね」、誰かに言いたいわ、このはなし。

と言うことで、言っちゃいました。

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