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2010年2月14日 (日)

十分に充電して又お伺いするね                                                   

橿原市の福祉作業所への お話し配達も後一回で暫らくお休みです。

毎月、お誕生日会にお伺いするようになって十何年も経ってしまいました。

子ども達(?)と共に年齢を重ねてきました。

当初の指導員さんは お一人しか残ってらっしゃいません。

ある人が「なんで十何年間も続いてこれたん?」

「何がそうさせてたん?」

って、聞きました。

「なにがやねんやろうね?よう自分でもわからへん」

結構重度の方達が多くて、言葉のキャッチボールが出来るのはほんの数人です。

大声で走り回っている子、じっと眠っている子、さまざまの中で、最初の頃はとっても戸惑いました。

けど、お話が終わると、けいのイントネーションを口真似したり、リズムを口ずさんだり、そんな事が(ちゃぁんと、届いているんだ)って、とっても嬉しかったのです。

会を重ねるごとに、軽度の人はけいを憶えてくれました。

Nちゃんはいつも「おとうちゃんは?」「家ちかく?」って聞きます。

Hちゃんはいつも「かわいいねぇ」って頭を撫でてくれます。

K君は甘えたで、肩をもみもみして腕組みをしてくれます。

そんなこんなで、十七年経っていました。

けれど、いつもこんなのでいいのか?もっと違う方法があるんではないのかしら?

とか

新作をすれば いつも落ち込んで帰ってきます。

どうしても演じては、反応を期待してしまうのですね。

自分は何かを求めすぎているんではないんだろうか?

只、届けるだけでいいのに。

そして、きっと きっと 届いているに違いないのに。

最初の頃のように。

こんな風に、自分自身が前に踏み出せなくなっているのです。

見てくださっている子ども達にも とっても失礼な事です。

ちょっと、充電期間を作らなければ。

今日のお話が終わって帰るとき、K君が今日のおはなし”カエルぼたもち”で使った牛乳パックのカエルを見に来て、けいの肩を組み「ありがとう」って。

「わぁ!だめだぁ!こんなん聞いたら、決心が鈍っちゃって、又きます」って言っちゃう。

ごめんね、暫らくお休みちょうだいね。

たまにはみんなの顔を見に来るからね。

紙芝居の”あげはちょうの一生”をしている時、K君が180センチ近い大きな身体を小さく丸めて、床の上で「青虫だ」と言って一生懸命に成り切っていました。

そして、やっぱり 

大きな羽をパタパタさせて 美しい蝶に変身してくれました。

こんなんやから ずぅぅーと 続けられたんやね。

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